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ロウヤのオートテントは3シーズンバキバキに使える万能シェードだったのだ。

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焚き火を愛する皆様、ごきげんよう。

ファミリー層から絶大な支持を集めるキャンプギアといえば、色々ありますが、筆頭はズバリこれでしょう。

 

『ポップアップシェードテント』

 

ところが我が家ではあえて『ポップアップシェードテント』ではなく、折りたたみ傘のように設営できる『ワンタッチテント』を選びました。

今回は数々のライバル候補を押し退けて選び倒されたのちに、我が家で無事採用(!?)された『LOWYA(ロウヤ)のワンタッチテント(オートテント)・YKC3Z_R46VGH』の使用感についてレビューして…いくよっ。

なぜポップアップシェードなのか

出典:https://i.pinimg.com

ファミリー層に『ポップアップシェードテント』はめちゃめちゃおすすめです。
どんなものでもいいので、とりあえず1個は持っておくべきアイテムですね。

その理由はなんと言っても、とんでもない使い勝手の良さ!
持っている人は今更議論の余地もないほどに使い倒してることでしょう。
少なくともぼくの周りには「ポップアップシェード買っちゃったけど、一度も使ってないよ〜」という人はいません!
そのくらい気軽に、どんなシーンでも使えるのが『ポップアップシェード』です。

子供がいて設営に集中できないのに、やたら荷物が多いのもファミリー層ですね。
ファミリーには、とにかく簡単にパッと作れる基地が必要です。
炎天下の中、人目の中に大事なお子さんや奥様を晒し続けるわけにもいきませんよね。

アウトドアギアというジャンルに振り分けられるのであれば、真っ先に購入すべきと言っても過言ではないのがポップアップシェードです。

1ランク上のワンタッチテント

出典:Instagram by@dod.camp

「ただの日除けじゃ少し物足りないけど、ガチのテントを買うほどではないかな〜」というそこのあなた!
ちょうどいいやつがありまっせ!

日除けや荷物置きの要素が強い『ポップアップシェード』ですが、その1ランク上の要求に応えてくれるのが『ワンタッチテント』です。

ポップアップシェードは、フレームのしなりを利用して折りたたまれているので、折りたたみ状態から手を離すことで一瞬で設営が完了してしまうのが最大のメリットです。
設営の手軽さは抜群ですが、その分機能性や居住性に物足りなさを覚えることも多いのではないでしょうか。

そこで今回ご紹介するのが、設営の手軽さと、機能性、居住性を兼ね備えた『ワンタッチテント』です。
つまり『ワンタッチテント』は、『ポップアップシェード以上、一般的なテント未満』といった存在です。

ワンタッチテントの魅力

それではワンタッチテントは『設営の手軽さにステータス全振りされたポップアップシェード』と比べて、どんなメリットがあるのでしょうか。

居住スペースが広い

まず第一に挙げられるのは居住スペースの広さでしょう。
ポップアップテントにもトンネル型を採用して広々としたものもありますが、居住空間の大きなポップアップテントはその構造上、逆に畳みにくかったり、重くなったり、かさばったりします。
ワンタッチテントはグラスファイバーなどのしっかりしたフレームがテントを支えてくれるので、広い内部スペースを確保できます。

風にも強い

キャンプをしていて一番厄介な問題は風です。
ポップアップシェードはたわむように作られているので風にとても弱いのですが、ワンタッチテントは比較的しっかりとしたフレームが存在するので、多少の風に対しても頑張ってくれます。

生地がしっかりしているものが選びやすい

開発コンセプトの差によるものと思いますが、ポップアップテントはとにかく設営の簡単さと”軽さ“が重要視されています。
紫外線をしっかりカットするような生地のものは、小さめサイズのものがほとんどで、ファミリーが使えるようなサイズ感のものは、ペラペラとした素材のものが多く、UVカットも不十分なものが多いです。
反面、ワンタッチテントはそこそこ大きなサイズでも、しっかりとした生地のものも選べます。

我が家のワンタッチテント

出典:https://www.low-ya.com/

子供ふたりの4人家族である我が家が探し求めていた、ぴったりのワンタッチテントが見つかりました。

それが『LOWYA(ロウヤ)ワンタッチテント(オートテント)・YKC3Z_R46VGH』です。

そもそもLOWYAには『villimetsa(ヴィリメッツァ)』シリーズと言う、大人気の軽量ポップアップシェードがありますが、我が家はオートテントを採用しました。
その理由は上にも書きましたが、広い居住性、風に強く風通しも良く、遮光性に優れているためです。
加えてLOWYAのシリーズには入口に『フロントシート』が付いているので、子どもの靴の履かせやすさ、脱がせやすさが抜群です!

ファミリー向け最強の日除けテントはコレで間違いないでしょう。

届いてさっそく設営してみた。

楽天で注文してから待つこと2日。
めちゃはやで到着しました。

部屋の中でさっそく設営してみましょう。

ロウヤオートテントのサイズと重量

LOWYA公式サイトより

 

内部は200cm×200cmで、大人二人と子供二人が寝転がれる程度の広さ。
スペース的には大人4人でも入れます。
日除けとしては十分でしょう。

重量は約4kg。
ポップアップシェードが2kg前後と考えると倍近い重さになるものの、基本的には車で運ぶので全く気にならない重さ。
通常のファミリーテントは10kg以上するものも普通にあるので、軽いテントと考えてもいいと思います。
ちなみにこのオートテントを担いで1km以上歩きましたが、持てなくなるほどではないです。(テントの重さより子供の制御が大変)

いざ開封

今回我が家が選んだ色はホワイトグレー。
ネットのレビューでは「色が地味。写真のような白じゃない。」とありましたが、そこに関してはイメージ写真のような爽やかな白色を期待せずに購入したので問題なしでした。
むしろ落ち着いた色でいい感じです。

リビングで立ててみます。

ワンタッチテントを触ったことがある人なら全く悩むこともなく立てられるはずです。
下からフレームを支えるように押し上げて、「カチャ」と音がなればOK。
放り投げるだけで勝手に自立するわけではないですが、めちゃくちゃ簡単に設営できます。
サイズ感も十分広々としています。
風が強い場面などでは女の人だけでは設営が難しいかもしれませんが、そういうときは自動で開くタイプのポップアップシェードも使えませんので…

底面とフロントシートの質感はちょっとイマイチ。


いわゆるブルーシートのような作りをしています。
ゴワゴワしてて、耐水圧もそこまで高くなさそう。
メーカーとしては十分との説明書きがありますが、その性能やいかに…

でもテント内部はともかく、フロントシート部分はこれで十分です。
ロウヤのシリーズではフロントシートを使いながら、出入り口を開け閉めできます。
これがめちゃくちゃいい。
「フロントシートから砂や虫が入ってくる!」というレビューもありましたが、、、
え??野外で使うものだから当たり前じゃないです??というのがぼくの率直な意見。
フロントシートの上の侵入者はどうしても目立っちゃうから、そんなレビューも仕方ないのかもしれませんね…

縫製が雑。


これもレビューにあったので想定の範囲内でしたが、縫製が雑なため、特にファスナー付近は開閉するなどのチェックが必要です。
万が一ファスナーが壊れていたりする場合は、すぐに交換してくれるそうなので、商品が届いたら必ずチェックしましょう。
今回購入したものは開け閉めするときに少しひっかる箇所が一部ありましたが、許容範囲なのでこのまま使います。

畳むのがめっちゃ楽。

ポップアップシェードとは違い、コツや畳み方を知らなくとも直感的に畳めます。
まさに折り畳み傘の要領で畳めるのは、ストレスなくていいですね。
収納バッグもかなりゆとりのある大きさなので、かなり雑に畳んでもすっぽり収まるのも嬉しいポイント。
ガサーーーっと丸めて、ぐるっと紐を一周巻くだけで袋に入れることができます。
撤収のしやすさは本当におすすめ。

ビーチで使ってみた。

日除けがメインの目的で購入したこの商品。
実戦投入と致しましたのは『真夏の壱岐』。

\みなさん、壱岐に行くなら、ウニが旬の真夏がおすすめですよ!/

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そんな壱岐の灼熱のリゾート島『辰の島』へ、このオートテントを持っていきました。

辰の島の船着場からビーチまではおよそ500m。
足場がいいとは言えませんが、ロウヤのオートテントなら難なく持ち運びもできました。
基本的には車で持ち運ぶものだとは思いますが、一般男性の体力があればかなりの距離も問題なく運べるはずです。

適当な場所を見つけたら、速攻で設営。
ここまで1分半。

仮設営の段階でわらわらと家族たちはテントの中へ。
ここまでで3分。

設営。
これができるのがロウヤテントの最大のメリットかなと。
使いやすいフロントシートは、子連れには本当に嬉しいワンポイント。

ダイナミックに、綺麗に使える。

そんなこんなで、設営終了。(フライシート省略ver)
めっちゃよき。

真夏の炎天下で最高なのはメッシュの窓が全面、8箇所に設置されているところです。
着替えの時はフルクローズもできるし、窓全開で涼しい日除けも作れるし、文句なし。

暑さと紫外線対策を重視していたので、少しでも熱が篭るのを抑えるために、ホワイトグレーを選んだのも良かったのかもしれません。

真夏ならホワイトグレーのフルオープンが最適解でしょう。

使ってわかった『LOWYAオートテント』の欠点

正直なところリカバリー不能な欠点ってのは思い浮かばないのですが、強いて言うのなら天井部分が最初からメッシュ仕様になっているところかなと。

頂点部がメッシュ構造になっているので、部分的にUVカットされないようになっていますし、雨も入り込みそうです。
ただしこの部分にはフライシートも被せることができるので、大きなマイナスにはならないかなぁと…。

あとはエンド部分にある、ペグを受ける穴が小さすぎる問題。

ここに関しては、「こんな小さな穴にペグが入るか!」というのが率直な感想です。
他のライバル商品も同じようなものかもしれませんが、ガイロープを通すなどして対策するしかないでしょうね。
ぼくはここでのペグダウンは無視して、フレーム上部からロープを引き下ろしてペグダウンしてます。

ワンタッチテントでキャンプは可能か

今回ご紹介した『LOWYA(ロウヤ)のワンタッチテント(オートテント)・YKC3Z_R46VGH』を使ってのキャンプは、まだ行けていないのですが、砂浜や海岸、山の中などでも半日以上設営してみました。

結論としては、問題なく宿泊は可能でしょう。

実際に過去に、このオートテントと同程度のシングルウォールテントを使って、バイクで四国一周しながら10連泊ほどしたことあるのですが、山も川も海も晴れの日も雨の日も、フィールド問わず全く問題ありませんでした。
そのテントと比べても特別に見劣りする点もないので、『LOWYA(ロウヤ)のワンタッチテント(オートテント)・YKC3Z_R46VGH』でのキャンプは十分に可能だと思います。

ただし、冬シーズンや、極端に標高の高いロケーションなどでは防寒の面で不十分だと思いますので、その場合は冬でも対応できるテントを使いましょう。

結論

我が家流の結論で言うと、ロウヤオートテントは間違いなく『買い』の商品と言えるでしょう。
これまでにもビーチや、堤防釣り、公営プールなど、様々なシチュエーションで利用できています。
今後もフィールドへの出番はかなり多いだろうことを考えると、間違いなく『買って良かったアイテム』と言えるのではないでしょうか。

これからの行楽シーズン、運動会シーズンでも手放せない一品となりそうですね!