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【冬の定番】武井バーナーについて調べてみた。

武井バーナー501A
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出典:amazon

冬のキャンプで大活躍する定番のアウトドアギアといえば、薪ストーブとロケットストーブ、あとは灯油系のストーブやガス系のストーブなんかが思いつく。

持ち運びの容易さを優先するなら、コンパクトタイプの灯油系ストーブかガス系ストーブになると思うけど、今回は灯油系ストーブの定番であるパープルストーブ『武井バーナー』について調べてみる。
パープルストーブセットは、ヒーターアタッチメントが附属しているので、バーナーとしてもヒーターとしても使用可能な万能選手。プレヒート用のバーナーも附属している。
武井ストーブの創業は昭和3年で、小型船舶のトーチを作っていたんだとか。
ハリケーンランタンとかもそうだけど、船舶系がこういう商品を生むのか…

灯油系ストーブの3強

『武井バーナー』は、キャンパーに絶大な支持を受けている灯油系ストーブ御三家のひとつ。
もちろんどの灯油系ストーブも比較的持ち運びしやすくなっているが、一番携行性に優れているのはダントツで『武井バーナー』でしょう。

石油ストーブの王道その1

フジカハイペット

『フジカ』の愛称で知られるフジカ・ハイペットストーブ。
コンパクトで点火直後からすぐにあたたまるストーブで、家庭用石油ストーブのアウトドア版というイメージか。
安心の日本製。

石油ストーブの王道その2

アルパカ石油ストーブTS77

『アルパカ』の愛称で知られるストーブ。
こちらもタンク一体型の石油ストーブなので、搬送中の灯油漏れのリスクが少ない。
重さも軽く、可愛らしい見た目から、女子キャンパーに人気らしい。
韓国製。

アルパカ石油ストーブTS77
タンク容量:5.0 L
サイズ:323 X323 X405(mm)
本体重量:6.0kg
原産国:韓国

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石油ストーブの王道その3

武井バーナーパープルストーブ301Aセット

『武井』と呼ばれる無骨なデザインの石油ストーブ。
精巧な作りをしたメカニカルなデザインが超かっこいい上、そのサイズは大きめなランタンと同じ程度のコンパクトなサイズのストーブ。
本体は真鍮製なので使い込むほどに味わい深いものとなるので、長く使いたい逸品。

301Aのセットと501Aのセットで販売されていて、一番の違いは燃焼時間の長さ。
301の方はメーカー表記で5時間、501の方は10時間も連続燃焼させることが可能。
実際はタンクを満タンにすることもないので、1時間程度短くなるそうだ。

武井バーナーパープルストーブ301Aセット
タンク容量:1.2 L
サイズ:160×330(mm)
本体重量:1.8kg
原産国:日本

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ブリキの「玩具」と全く違う!
先ずは「ブラスの美しさ」 プレヒートの「ゴー・・」と言う力強い燃焼音
ガラス(ほや)の中で赤く染まる二重のリング・・
安心の メイド イン ジャパン 部品の調達も安心ですね。

引用:amazon

 

石油ストーブの王道その他

トヨトミレインボーストーブ

こちらもキャンパーに人気の石油ストーブ。
燃焼筒のガラス(?)に七色の炎がうつる、綺麗なストーブだが、わりと大きめのサイズなので持ち出しには気合いが必要。
熱はほぼ真上に広がり、側面は熱くならないので、子供がいても安心。
その反面外では少し寒く感じるかも。
コラボ商品としてスノーピークからも同型のものが販売されている。
うちでは自宅で使用中。

トヨトミレインボーストーブ
トヨトミレインボーストーブ
タンク容量:4.9L
サイズ:幅38.8×奥行き38.8×高さ47.5cm
本体重量:6.2kg
原産国:日本

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さすが日本製。何年か使ってみたが、まったく問題なく、耐久性は問題なさそう。メンテナンスもほとんどいらない。よく活躍してくれている。

引用:amazon

 

灯油系ストーブの利点

火力が強く、広範囲を暖めることができる。
また、ストーブの上部でヒーター熱を使い、簡単な調理をすることもできる。(武井バーナーは五徳に差し替えてクッカーにすることも可能)

ガソリンほど神経質に扱わなくてもよく、どこでも入手が簡単で安いのも大きな魅力。

男を魅了する火入れの儀式

武井バーナーといえばの”火入れの儀式”。

なんだろう。道具を使うときの”儀式”って、まじで最高の瞬間。

カメラの話しになるけど、『ライカ』にも『ハッセルブラッド』にも、機械式の名機には必ずと言っていいほど”お作法”や”儀式”というものがあって、”お作法”としてレンズ交換の順番を間違えると、2度とレンズが外せなくなって、修理工場に送らなければならなくなるというギミックがあったり…
人によっては「なんだそりゃ!不良品だ!!」というような、そのめんどくさい機構がね、メカニック好きにはたまらなく好きだったりするのです。

で、武井バーナーにも”ちゃんと”お作法のようなものがある。

ポンピングして、プレヒートして、メインバーナーに点火するまで、正しい順番やタイミングが決まっている。
それを守らないと上手く点火しなかったり、『炎上』して火柱が上がってしまう。

一般社会の規則はあんなに嫌いなのに、道具に使い方を強いられるのはなんでこんなに魅力的なんだろうかね。

その他武井バーナーの魅力

手でのポンピングの代わりに、自転車の空気入れを使うための接続金具や、給油回数を減らすための灯油の予備タンクなど、武井バーナーパープルストーブ専用のアタッチメントというか、カスタムパーツがいくつか存在するので、使い方に幅が出るんじゃないかなぁと。

それと、武井バーナーオーナーの皆さんが口を揃えて言うのは、メーカー対応のすばらしさ。
修理に関する相談や、使用のアドバイス、製品の性能についても、こと細かく対応してくれるらしいので、お気に入りのキャンプギアを長く愛用するためには、メーカーの姿勢というものはとても大切だろうと思う。
なにしろ、武井バーナーの公式ウェブサイトにおいても、社長の声として下のように書かれていた。

当社は灯油式バーナーに絶対の自信があります。なんといっても灯油はホワイトガソリンやガスよりも安全性が高く、燃料代も安い、しかも火力が強い。正直な話、いま世に出ている中では、いちばんいいバーナーであると思っています。
(武井バーナー会社案内より引用)

ここまで言い切れるメーカーの商品だったら、やっぱりウズウズと買いたくなってしまうでしょ。
これはもう、時間の問題かなw