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真夏の天草茂串海岸で海キャンプ【過去キャンプ】

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さて、過去に行ったキャンプ場について、記憶を頼りに書く回。

今回は熊本県は天草諸島の西側、茂串海岸でのキャンプを振り返ります。

*このキャンプでは、カメラのメモリーカードを忘れるという誰でもする失敗をしでかしていますので、写真はGoProで撮った動画から書き出してます。

天草のダイナミックな海を味わうなら茂串海岸

茂串海岸は天草諸島の西端にある海岸で、NHKの大河ドラマ『武蔵』の巌流島の決闘のロケ地になった場所。

岩礁帯と白い砂浜が入り混じった海岸で、サンゴ礁も多いので、鑑賞向けの綺麗な魚たちも、美味しそうな魚たちも、ここにはたくさんいる。
有名な海岸なので海水浴客もたくさんいる。
人は多いが、海岸は綺麗に保たれていて、自然のダイナミックさで言えば間違いなく九州内トップクラス。

天草は海鮮系レストランが多すぎて決められない!

九州の海の幸は絶品!もちろんこの天草も絶品!

特に天草で有名なのはエビとタコ。
タコを干してる画はテレビなどでもよく見る。

5時間ほどのドライブの末天草へ到着し、『いけす料理ふくずみ』さんでかなり遅めの昼食。
ウニ品切れのお店が続出する中、予約なしで入れて並ばずにウニ丼が食べれた。

大好物のウニ丼をいただきます。

人生最後の晩餐には多分お寿司をリクエストするだろう。
そしてお寿司を食べる時、最後ははだいたいウニでしめる。

ということはウニはマイモストバリュアブルフード(MVF)なのである。

という話しをしながらウニ丼を食べた。

茂串海岸へ到着

そうこうしているうちに茂串海岸へ到着したのは夕暮れ時。
海水浴客も帰り支度を始める時間帯。

じつは今回のキャンプはキャンプ場の予約もせず、割と急に天草キャンプを決行したため、どこにテントを張ろうかちょっと悩むことに。
ネットで検索し、”茂串海岸でキャンプができるよ!”という情報を頼りに、6時間かけてとりあえずここまで来たのだ。

まぁなんとかなるだろうと思いながら野営地を探すため海岸へ降りるも、砂浜の満潮ラインがとても怪しい。
これは多分満潮になるとこのへんの地面は海につかるだろうなぁ。
かなり遠くまで歩けば高波が来ても大丈夫そうなスペースがあるものの、そこまで荷物を運ぶのはしんどすぎる。

念のため近くのキャンプ場に電話をしてみるも、当然どこも予約でいっぱい。
ネットでガセ情報をつかまされたかと思いつつ、駐車場整理のおじちゃんにキャンプのことを聞いてみた。

どうやらここ茂串海岸では、海水浴客のいない夜間に限り、駐車場にテントを張ってもいいということらしい。
ネットで読んだ茂串海岸でのキャンプ場というのは、おそらくこの駐車場のことだろう。
この日は新月に近かったため、大潮か中潮だろうが、潮の満ち引きが小さければ海岸にもテントを張れるかもしれないが、突発的な高波もあるためおすすめはしない。
現にこの翌日、海岸でテントを張っていた家族が、深夜に撤収するはめになり、大変な目にあっていた。

ということで海水浴客のための駐車場受付で、キャンプの受付を済ませる。

上空からの茂串海岸は、山と海と岩と砂浜のコントラストが美しい。

天草は日本でのサンゴが自生できる最北ラインとも言われているが、この複雑な地形と多くのサンゴのおかげで、茂串海岸の海中は多様な生物にあふれている。
手前のビーチはこどもも泳げるほど穏やかで遠浅の海。
奥のビーチはなかなかに波が強いので、泳ぎが苦手な人は注意が必要だろう。

キャンプ地は駐車場の一角を借りてテントを設営。
昼間はここは駐車場として利用されるため、夕方過ぎから設営し、翌朝の8時には撤収させなければならない。

初日は海岸で焚き火をおこし、簡単なBBQを楽しんだ。

この日のお風呂は、近くの温泉施設へ向かったものの、営業時間を過ぎていたらしく、入れてもらえなかった。
真夜中、だれもいなくなったのを見計らって、トイレの洗面台からホースで水を引き、汗を流して終了。

翌朝は5時に起きて、海水浴のための場所取り。
スノーピークのライトタープペンタシールド。

砂地はペグが効かないので、スーパーのビニールに砂を入れて、タープのループに結びつければ、しっかり張ることができる。
海へ行くときは多めにビニール袋を持っていくとよい。

ポケットに車の非接触キーを入れたまま泳ぐという痛恨のミス。
拾ったコップに真水を入れて洗う。

電子機器を海水に水没させた場合、真水につけ直したほうがマシらしいのでそうしてみた。
電源を入れないように…と思っていたら何かボタンを押してしまったが、今では問題なく復活している。

ナマコと戯れる。
ナマコは始めはブヨブヨしているが、触れているとだんだん硬くなっていき、それでも刺激を与え続けると白い何かを『ビューーっ』っと放出する。

だんだん硬くなってきたナマコをこの子に渡す。
このあとこの子は絶叫することになる。

昼ご飯は中華鍋で出前一丁の卵とじ。

長時間泳いで身体も冷えきってるし、最高にうまい。

この日の晩飯の確保のため獲物を狙う。
結果はというと潮が良くなかった。
ただそれだけだ。

この日の夕食は『天草の大自然を満喫、白身魚とタコのパエリエ』の予定だったが、コンビニでカレーを買って食べた。

潮が良くなかった。

次回のキャンプ地候補として帰りに立ち寄った妙見浦。
象の形をした奇岩で有名。

天草のシュノーケリングスポットとしては『茂串海岸』と『妙見浦』が有名らしいが、この妙見浦のほうはダイバーがたくさんいた。
地面は砂と大きめのごろた石。
こちらも車で15分くらいのところに温泉があり、駐車場が小さいためか人も少なめ。

次回の天草キャンプは妙見浦に行きたいな。