生き物を愛する皆さま!
こんにちは!モグラ家でございます。

我が家の庭のパセリに産卵するため、毎年のようにやって来るキアゲハちゃん。
今年もやって来てます!
まるで我が家を頼って卵を産みに来ているように思えて大変可愛いのですが、毎回頭を悩ませるのがそう!

『幼虫の餌問題』です。

彼ら(彼女ら)は毎日めちゃくちゃ腹を空かしているのです。

今回はそんなキアゲハの幼虫達のお食事事情について記事にしてみましょう。
キアゲハ幼虫の餌問題は…これで解決!!!

キアゲハの幼虫は何を食べる?

カブトムシの成虫が、広葉樹の樹液を食べるように、昆虫達の成虫や幼虫は、通常食べるものが決まっています。

冒頭でもチラッとお話ししましたが、キアゲハの幼虫はパセリを好んで食べます。
もっと言うと『セリ科』の植物の葉っぱしか食べません。
具体的には『セリ』『パセリ』『イタリアンパセリ』『ミツバ』『ニンジンの葉っぱ』などです。

不思議なことですが、見た目がそっくりな『ナミアゲハ』の幼虫は、柑橘系の樹木の葉っぱを好み、セリ科の植物などは食べません。

偏食の理由

キアゲハの幼虫が『セリ科』の植物の葉っぱしか食べない理由は、幼虫本人に聞いてみないとわからないですが、これも生き残り戦略の一つだと言われています。

セリ科の植物は、ほとんどの小さな生き物にとっては『毒』となる成分が入っているようです。
我々人間にも感じられる、セリ科植物の独特なエグみは、他の小さな生き物たちを寄せ付けない『何か』が存在するのでしょう。

そこを逆手に取り、この毒を喰らうように遺伝子で設計された生物が『キアゲハの幼虫』なんですね。
そうすることで、自然界で同じ餌を狙うライバルを減らしているのです。

キアゲハの幼虫の餌問題

そんな『セリ科植物1点張り』のキアゲハの幼虫なので、常に餌問題が付きまといます。
だって、セリ科の植物って、そこら中に繁っているわけじゃないですから。
加えて彼らは超が付くほどの大食漢。
ずっとモシャモシャと食べ続けています。

そうなると当然訪れるのが『深刻な餌不足』。

もうね、「母親は何を考えてるんだ?」と言ってしまうくらい、少ないパセリ畑に大量の卵を産み落として行くのですから、全くもって餌が足りなくなるのです。

スーパーのパセリじゃダメなの?

餌が足りなくなって餓死してしまうのであれば、スーパーでパセリを買ってくれば、お金はかかるけど解決できそうですよね。
しかし、残念ながらそれはできません。

スーパーで売ってあるパセリなどは、人間には害のないものの、農薬がたっぷりと使われています。
農薬は表面にかかっているだけではなく、根から殺虫成分を吸収しているので、たとえ洗剤でジャブジャブ洗っても落とすことはできません。

その殺虫効果は抜群で、キアゲハの幼虫はイチコロです。

キアゲハの餌対策①『パセリの苗』

これは失敗と終わることも多い方法ですが、ホームセンターで『パセリの苗』を購入する方法です。
2年前(2022年)のキアゲハの幼虫達は、これでなんとか乗り切ることができました。

ただし、このパセリの苗にも『ほぼ』農薬が使われているようです。
店舗や、その仕入れ元の業者次第では『無農薬の苗』が売られていることもあるのですが、客がそれを知る術はありません。
売り場担当の店員さんでさえわかりません。

現に2023年に同じ店舗で苗を業者別に購入してみましたが、どの苗も農薬が使われていて、その時期のキアゲハ達は全滅してしまいました。

キアゲハの餌対策②『知り合いの無農薬野菜』

知り合いが無農薬栽培をしているようであれば分けてもらいましょう。
もしくは完全無農薬野菜の販売所などが近所にあれば、そこで購入するのもアリです。

パセリなどの葉物野菜で無農薬の商品は少ないので、狙い目は無農薬ニンジンの葉っぱです。
ただし、無農薬畑の隣の畑では普通に農薬が使われている可能性もあるので、注意が必要です。

キアゲハの餌対策③『自生するセリやミツバを探す』

近場に自然があれば自生するセリやミツバを探しても良いでしょう。

セリは河原や沢、清流の水際や田んぼの畦道でよく見かけます。
ミツバも湿気のある土地に自生します。
神社などがあるひらけた山の北側の斜面などを探してみましょう。

キアゲハの餌対策④『冷蔵or冷凍パセリ』

自宅の庭で無農薬パセリを育てているのであれば、キアゲハが飛来する時期に合わせて、あらかじめ餌用に収穫して保存しておくのもアリです。

切り口を水につけて野菜室などで保管すれば、1ヶ月近くは保つでしょう。
冷凍すればもっと長期間保存できますが、冷凍パセリは幼虫の食いつきが著しく悪くなります。
餓死するよりはマシ程度の『繋ぎ』としては使えるかもしれません。

これが1番の餌対策『メルカリで買う』

1番のおすすめは『メルカリ』で無農薬パセリを購入することです。
メルカリなら商品説明をじっくり読んで判断できますし、生産者に直接質問することもできます。
そして、安く大量に入手することができます。

まずは検索で商品チェック

『キアゲハ パセリ』『無農薬 パセリ』などで検索し、商品名をチェックしましょう。
運が良ければ「キアゲハにも!」と書かれた商品が見つかるかもしれません。

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出品者をチェック

気になる商品が見つかったら、過去の評価や、プロフィールを読んで、信頼できる出品者かどうかを見極めます。

商品説明や発送日をチェック

商品説明をよく読んで、無農薬で育てられていて、小さな生き物にも使えそうかどうかを判断しましょう。
わからないことがあればコメントで質問して確認すると良いでしょう。

到着日も確認しましょう。

到着したパセリの毒見

メルカリの出品者から無農薬パセリが届いたら、早速キアゲハ達にあげたいところですが、下手をすると全滅してしまいます。
どれか1匹を選んで、毒見したほうが良いでしょう。

農薬は即効性があります。
そして幼虫達は、農薬があったとしても気付かずムシャムシャ食べてしまいます。
もし無農薬でなければ、半日ともたずに死んでしまうので、その場合は別の餌を用意しないといけません。

今回の出品者さん、とても良い方でした。

「キアゲハの餌にしたい」と事前にお伝えしていたこともあり、非常にスムーズなお取引に。

品質もバッチリで、ムシャムシャ食べてくれました。

パセリの保管

無事キアゲハの幼虫に使える無農薬パセリであることが確認できたら、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。

切り口にティッシュを巻いて輪ゴムでとめて、水を含ませてから保管します。
ビニールなどに入れる場合は、口は結ばず、パセリが呼吸できるようにしましょう。
2〜3週間は大丈夫です。

パセリの量の目安

パセリを用意する量ですが、多めに用意しておくのがおすすめです。
今回は2齢〜3齢幼虫13匹を育てるために、100g分を購入しました。

我が家の場合は庭で育てているパセリもあるので問題なかったですが、もっと余裕を持たせたい場合は、200gあれば十分かなと思います。

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終わり

メルカリの無農薬パセリのおかげで、無事多くの幼虫が立派に成長してくれました。

8月1日現在、キアゲハ達はサナギとなって、羽化する日を待っています。

追記

8月13日。
一番早いサナギが羽化し、庭から元気に羽ばたいていきました。