今年の桜は長かった。
桜は出処進退をわきまえていて「咲くべき時に咲き散るべき時に散る」とは言うけれど、満開の期間が長いのは人間目線からすると嬉しい限りですね。
というわけで、やってきました『若杉楽園キャンプ場』。
街中では桜も終わりかけという時期でしたが、若杉山の中腹に位置するこのキャンプ場では、標高の高さも手伝ってまだまだ見頃の桜が咲き誇っていましたよ。
もくじ
若杉楽園キャンプ場ってこんなところ
『若杉楽園キャンプ場』は福岡都心部からも車で30〜40分の距離にあるとてもアクセスの良いキャンプ場で、週末はいつも大勢のキャンパーで賑わっています。
それもそのはずこのキャンプ場、抜群のアクセスの良さに加えて、なんと無料で利用・・・できたのである。
(『できた』ということはそう。残念ながら現在は有料となってしまいました。)
近くには『若杉の湯』というお風呂屋さんもあり、キャンプ場から車で少し登ると美しい夜景で有名な『米ノ山展望台』があり、車を乗り入れてのオートキャンプにも対応しているという、まさに楽園と呼ぶにふさわしいキャンプ場なのです。
サクッと行って無料で連泊ができたので、これまでにも何度となく利用させてもらいました。
ありがたや〜ありがたや〜。
しかしこのキャンプ場は地面がバリカタです。
柔らかい場所もたま〜にありますが、基本バリカタな上にほぼ全域砂利まで敷かれています。
ペグが打ちづらくて仕方ないので、覚悟して挑みましょう。
ボランティアの方々も見回りをしています。
マナーが悪いところを見つかってしまったら、なかなかの大声で怒られますので要注意。笑
消し炭は持ち帰るのがベストですが、若杉楽園キャンプ場ではカマドのところに捨ててもいいルールになっています。火がついたままの状態でもいいらしいので、そこまで運びましょう。
臨月でキャンプをするということ
今回この若杉楽園キャンプ場を訪れた目的は、出産を目前に控えた妻の最後の連休ということで、自然を感じながらBBQを満喫したいという願いを叶えるためにやってまいりました。
当初は1泊キャンプのつもりで予定を立てていたんですが、臨月に入っているため悩みに悩んだ挙句、大事を取って日帰りということに。
インターネットで”臨月 キャンプ“と検索し、当日の午前中まで泊まるか日帰りかで悩んでました。笑
(余談ですが、臨月にキャンプに行くという意見については、ネット上では否定的な意見が多いです…)
結果として日帰りという選択をしましたが、家に帰ってからの妻の結論としては「泊まらなくて正解だったかも。」とのことでした。
我が家のキャンプテーマは、妻を楽しませるキャンプ。
妻を初めてキャンプに誘った時、とにかくキャンプ好きになってもらうために、面倒なことは基本は僕が引き受け、妻には不便さの中でもできる限り快適にリラックスして過ごしてもらうという信条のもと今日を迎えております。
家族キャンプを続けるためにも、これからもできる限りの労働は僕が行う所存です。
今回もきっちりと接待キャンプにするつもりではありましたが、やっぱり真っ暗な非日常の山の中で夜を明かすというのは少し気が引けました。不安な気持ちのままキャンプしても楽しめないですよね。
付け加えて妻は超アクティブで、キャンプでの順応度もかなり高い方ですが、それでも念の為に日帰りすることにしました。
もし、僕らと同じような方がいらっしゃったら参考にしてみてください(笑)
たとえ臨月だとしても、街に近くて、夫が奴隷となり、いつでも撤収できる状態で、お腹の子供が元気であれば、泊まりのキャンプも全然アリだと思います。
何かあってもいいように、泊まりでもお酒は控えましょう。
今回のキャンプ飯
今回作りましたキャンプ飯は『ちょい辛エノキのサムギョプサル』『新玉ねぎと丸ごとニンニクのホイル包み焼き』『シェラカップスモア』でございました。
材料と作り方はこちら↓
『ちょい辛エノキのサムギョプサル』
用意するもの
豚肉バラ…200g
鶏セセリ…200g
エノキ…1株
コチュジャン…大さじ1
キムチ…1パック
ニンニク…1片
ごま油…大さじ2
大葉…2パック
サンチュ…2袋
イタリアンハーブソルト…少々
アルミホイル
作り方
火を起こしたら炭を十分な量投入し、炎を落ち着かせる。
①アルミホイルで皿を作り、石突きを落としたエノキ、ごま油、コチュジャン、キムチ、ニンニクみじん切りを入れ、よくかき混ぜたら網に乗せて火にかける。
②豚肉、セセリを網に乗せて焼き、ハーブソルトを振りかける。
③肉が焼けたら肉に①を乗せて、サンチュ、大葉で包んで食べる。
『新玉ねぎと丸ごとニンニクのホイル包み焼き』
用意するもの
新玉ねぎ…1個
ニンニク…丸々1個
アルミホイル
作り方
①玉ねぎもニンニクも、丸のままアルミホイルに包む。
②炭の横に置いて10分くらい放置して蒸し焼きにする。
③アルミホイルの隙間から湯気が出始め、少し待ったら、アルミから取り出し皮をむいて食べる。
『シェラカップスモア』
用意するもの
板チョコ…2枚
マシュマロ…10粒
グリッシーニ…1袋
シェラカップ
アルミホイル
作り方
①シェラカップに板チョコを砕いていれ、網に乗せて火にかける。
②チョコが溶けてきたらその上にマシュマロを乗せてアルミをかける。
(アルミの上に炭をおくとマシュマロに焦げ目が付き、見栄えも良い)
③マシュマロはすぐに溶けるので、頃合いを見てアルミを取り除き、グリッシーニに絡めて食べる。
この若杉楽園キャンプ場、有料化につき
冒頭でもお伝えした通り、この若杉楽園キャンプ場がついに有料化されることになってしまいました。
環境保全のためとありますが、利用者のマナーが問題になってしまったのでしょうか…
若杉楽園キャンプ場は街に近いため買い出しの心配も少なく、お風呂も近くて、炊事場や水洗トイレなどの施設も整っている非常に利用しやすいキャンプ場ですが、何と言っても一番の魅力は『予約なしで無料で利用できる』ことでした。
これが有料化となると正直魅力が半減ですね。
駐車場に入る段階で入場時間を管理される仕組みです。
出入りはこのゲートのみになり、もう片方の出入り口は封鎖されるようです。
料金設定ですが、まずキャンプ場の『3時間以内の利用』ってどういう利用を想定しているのかが謎ですね。
タープなどを設営する時間、火の準備、後片付けと撤収の時間などを考えると、バーべキューは厳しいかなと。
となると、お弁当持ってピクニックランチなら無料。
バーベキューするなら有料。
ってなるでしょ〜ね。
『18時間以内1000円』というのもかなり微妙なライン。
18時間で出庫するためには夕方15時に到着したとしても、翌朝の9時にチェックアウトしなければならず、おいおい、ビジネスホテルよりも滞在時間が短いじゃないの…
キャンパーのための時間設定には思えないんだな〜。
これで朝来て次の日の夕方帰るような利用はできなくなりますね。
まとめ
有料化。
残念ですけどこうなってしまっては仕方ないですね。
めっちゃ高いわけではないですけど、管理棟があるわけでもないし、この価格以下でめっちゃロケーションがいいところはいくらでもあるので、利用頻度は下がってしまうかなと。
というか、面倒ですけど、3時間以内で出たり入ったりすれば…ごにょごにょ…