季節はまだ梅雨入り前ですが、うっとうしい梅雨の季節が明けるとそう!
夏が始まりますよね!
ということで、昨年行った壱岐のキャンプ場について振り返ってみようかと思います。
福岡在住の方にとっては、遠いようで意外と近い壱岐の島。
いつもよりちょっと足を伸ばすだけ。
美しい海を眺めながらの夏島キャンプは最高ですよ〜〜!!
串山キャンプ場とはこんなところ
博多港からフェリーで揺られること1時間。
程よくワクワクウキウキとしていると、むぎ焼酎とウニ丼の楽園『壱岐』へ到着します。
壱岐で一番大きな港、郷ノ浦港からレンタカーを借りて、北へ40分ほど走ったところにあるのが今回のキャンプ地となる勝本町。
この勝本町の端っこにあるのが串山キャンプ場です。
ここ串山キャンプ場も、みんな大好き無料キャンプ場です!
壱岐の勝本町は漁業で生活が成り立っている漁師町で、まるで港と一体化しているような独特の風情を感じる町です。
かつて勝本町ではイルカの捕獲が行われており、現在も慰霊碑が残されています。
海が生活基盤の勝本町にとって、漁具を食い破るイルカの大群は自分たちの生活を相当に脅かす存在で、イルカによる被害が出る年の水揚げ量は例年の三分の一に落ち込んでいたとのこと。
ここ勝本の人たちにとってはまさに死活問題だったのでしょう。
現在はイルカの捕獲は全面禁止となり、逆にイルカで町おこしを進めている非常にのどかな港町です。
串山キャンプ場も『イルカパーク』という海洋施設のすぐそばにあるので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。
串山キャンプ場とあわせて行きたい観光スポット
イルカパーク&リゾート
勝本町の、いや壱岐を代表する観光スポットとなっている海洋施設が『イルカパーク』です。
このイルカパークは入江を利用して作られた施設で、網で仕切られたプールの中を数頭のイルカが楽しそうに泳ぎ回っています。
手で触れそうなほど近い距離でイルカたちを観察することができるので、大人も子どもも大興奮間違いなし!
壱岐に行くなら絶対に行っておきたい観光スポットです。
2時間おきの餌の時間に、短いショーが見られます。
自分の目の高さでイルカたちがジャンプしまくり!
手から餌をあげることもできますよ〜。
大迫力!
大久保本店
福岡市中央区にある人気のバーガーショップ『モカジャバ』。
そのモカジャバの壱岐店がここ、壱岐の勝本町にある『モカジャバカフェ大久保本店』です。
古民家を改装した店内は和風のとても落ち着いた雰囲気。
お洒落です。
壱岐牛100%バーガーもフィッシュバーガーも激ウマ!
手作りキャンプ飯もいいけど、せっかく壱岐まで来たらご当地のものも食べたいですよね。
というか、こんな美味しいお店がキャンプ場の近くにあってラッキーです!
勝本漁港の近くには豪勢なウニ丼を出してくれるお店もありますし、食べ物には困りませんね。
辰野島
勝本漁港から遊覧船で10分ほどに位置する離小島の『辰野島』。
ここも壱岐まで来たら絶対に行っておきたいスポットです。
何と言ってもコバルトブルーの海の透明度!
福岡よりも北に位置するのに、沖縄と遜色ないほど美しい海です。
遠浅のビーチは海の家もあり、朝から夕方まで過ごせます。
白い砂浜のビーチは極端な遠浅で、干潮時にはかなり沖の方まで歩いて行けます。
つまりお子様連れでも思い切り遊び尽くせる!
ビーチから丘を15分ほど登れば、壱岐を代表する景勝地『蛇ヶ谷(じゃがたに)』へ着きます。
高さ50メートルほどの断崖で、自然の海蝕作用によって削り取られた絶壁からの眺めは手付かずの自然のダイナミックさを感じられます。
フェンスなどは一切ないので足を滑らせないように注意しましょう。
串山キャンプ場の設備
串山キャンプ場は細い道路を挟んで目の前が串山海水浴場となっており、キャンプ場とビーチを歩いて行ったり来たりできます。
ただしこのビーチは管理が厳重で、遠いところや深いところに行こうとすると、すぐに監視員さんに注意されてしまいます。
ブイの近くまで泳げば水深は2〜3メートルになりますが、串山海水浴場は子どもに水遊びをさせるくらいに考えていればいいかなと思います。
ビーチそばのキャンプ場としてありがたいのは、シーズン中なら海の家にシャワーが完備されていることです。
キャンプ場のトイレにも、外に蛇口が設置されていて、潮水を洗い流すことができます。
キャンプサイトは広い草地で、ハイシーズンでもテント張りに苦労はしないはずです。
僕らが行った時は炊事場よりも奥のエリアを外国人さんたちが占拠してたので、そこから少し離れた位置にテントを設営しました。
ここは確かに外国の方が好みそうなキャンプ場です。
串山キャンプ場に管理棟はありませんが、立派な炊事場があります。
使いやすい炊事場と水洗トイレと専用蛇口があるだけで、無料キャンプ場としてはもう十分設備は充実してますよね。
地面もペグダウンしやすく、ロケーションも最高なキャンプ場です。
今回のキャンプ飯
まず一品目がスペアリブのスモークステーキ。
そして壱岐で取れた魚達の網焼き。
主役はイイダコとカサゴのパエリアでした。
イイダコとカサゴのパエリア
磯で仕留めた獲物で作る、キャンプメシ向け即席スパニッシュ!
用意するもの(3~4人前)
海からの獲物…適当
米…2合
オリーブオイル…大さじ4
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
パプリカ…1個
白ワイン…適量
プチッとごはんズ(チキントマト味)…2個
マギーブイヨン…1個
イタリアンハーブソルト…適量
水…600cc
レモン汁…少量
作り方
魚はウロコを取って捌き、タコは塩もみをしっかりと行いましょう。
①パエリアに入れる食材を切り、下ごしらえします。
②鍋に大さじ4以上のオリーブオイルを入れ、みじん切りにした玉ねぎとにんにくを入れ炒めます。(今回は中華鍋を使いました)
③玉ねぎに軽く火を通し、にんにくの香りがしてきたら、無洗米を生のまま投入し炒めます。
④米が透き通ってきたら、水、白ワイン、マギーブイヨン、プチッとごはん、魚貝類を混ぜ込み、イタリアンハーブソルトで味付けします。
⑤パプリカで彩りを加えたら、アルミホイルを被せて15分程炊き込みます。
⑥水分量を水とワインで調整しつつ、お米が好みの硬さに炊き上がったらレモン汁をかけて完成。
まとめ
壱岐での夏島キャンプ。
いかがでしたでしょうか。
壱岐の島は車でぐるっと一周できる大きさで、島の規模は大きすぎず小さすぎず、二泊三日でも飽きることなく楽しめます!
今回の滞在中では島内のイオン近くの空き地で仮設巨大スクリーンが設営され、映画『sing』の屋外上映会なんかもあっていて、いろんな町おこしを頑張っている楽しい島です。
勝本町ではお盆になると漁港内で花火大会も行われるようですよ。
昔ながらの漁師町の風情が現在も色濃く残る勝本町と、無料の串山キャンプ場。
ばりばりおすすめです!