焚き火を愛する皆さま、こんにちは!
今回は生後5ヶ月の赤ちゃんと一緒にキャンプに行ったときのお話です。
これが我が子にとっての初めてのキャンプとなりました✨
赤ん坊がいるけどキャンプって行けるの?何を準備すればいいの?もうすぐベビキャン予定!っていう方は是非参考にしてください!
*このキャンプはコロナ禍発生前に行なったものです。
ベビキャンデビューのキャンプログ、はじまるよっ!
日程…2019/9/14〜16(2泊)
天候…晴れ時々曇り
場所…志高湖キャンプ場(大分県)
ロケーション…高原キャンプ、湖畔キャンプ
地面…柔らかい
赤ちゃんキャンプはどうでしょう!?
キャンプ人気真っ盛りの昨今では、キャンプ場で赤ちゃんを見かけることも多くなりましたね。
赤ちゃんが生まれたから一緒にキャンプを楽しみたい!自然が大好きな子どもに育って欲しい!とお考えのパパさんママさんも多いのではないでしょうか。
また反対に「赤ちゃんをキャンプに連れて行くのはかわいそうだ」という意見も中にはあるかもしれません。
「人はもともと洞窟で暮らしてたから大丈夫でしょ!」
と…そこまでは言いませんが、大人が快適に過ごせるキャンプ環境を作れるのであればきっと大丈夫。
赤ちゃんも快適に過ごせますよ。
『何も持たずにブッシュクラフト』や『へべれけに酔っ払う』などのキャンプスタイルは赤ちゃんが大きくなるまでもう少し我慢しなければなりませんが、ちゃんと準備さえしてればベビキャンなんて恐るるに足らずです。
しっかりと入念に計画を立てて準備をしてあげましょう。
おすすめの季節
キャンプに赤ちゃんを連れて行くなら、なるべく快適な季節を選んであげたいですよね。
とはいえ月齢によっては必ずしもベストシーズンに行けるとは限りません。
うちの息子の場合は春生まれだったので、その年の秋口にキャンプへ連れて行くことにしました。
何が何でも0歳のうちにキャンプに連れて行く必要はないと思うので、赤ちゃんの成長に合わせつつ、温度調整しやすい季節にベビキャンデビューしましょう。
昼間ははウチワで涼しんで、夜間はモコモコロンパースやタオルケット等で体温調節できるような季節を選びましょう。
ベビキャンのキャンプ地選び
まず大前提として、赤ちゃんが快適に過ごせるキャンプ場を選びましょう。
別に高規格キャンプ場やグランピングである必要はないですが、極端に暑い場所や寒い場所、僻地などは避けて、家からそれほど遠くない場所が無難です。
もし何度も利用しているような”ホームキャンプ場“があればそこをおすすめします。
勝手を知っている場所であればイレギュラーな事態になっても落ち着いて対処できるでしょう。
我が家はこれまで何度もお邪魔していてファミリー層も多い『志高湖キャンプ場』を選びました。
大分県にある志高湖キャンプ場は、別府インターから車で15分と街からほど近く、入浴施設やスーパーマーケット、病院などへのアクセスも容易な場所です。
さらに義理のお姉さんが大分市に住んでいるということもあり、我が家のベビキャンデビューにとってはこの上ない環境のキャンプ場です。
ベビキャン一日目
少しゆっくりめに出発したため、到着はお昼過ぎ。
人気シーズン真っ只中の連休だったため多くの人で賑わっていました。
そこで悩むのがサイト選び。
この志高湖キャンプ場は全域がフリーサイトです。
ファミリーに人気なのは炊事棟やトイレが近いエリアですが、せっかくのベビキャンデビュー。
思い切って一番奥の湖畔エリアを拠点にすることにしました。
(なにせオムツをしているので、おトイレに関しては赤ちゃんに関係ありません。笑)
施設から離れてしまうので不便ではありますが、志高湖キャンプ場で最も景観が素晴らしいのがこのエリアなんです。
テントとタープをささっと張り、お風呂へ向かいます。
お風呂も別府まですぐ近くなので選び放題です。
この日は鉄輪温泉『鬼石の湯』の家族風呂を利用しました。
お風呂から帰ってきたら早速夜ご飯の準備です。
『コストコのレモンステーキ』を焼いて、そこにご飯とチーズを投入。
手抜きしまくってますが赤ちゃんもいるのでこんなので十分です。
コストコのこういうシリーズ(プルコギとか)は手抜きキャンプメシとして超優秀ですね。
味は言うまでもなく最高。
ベビキャン二日目の午前
澄んだ空気に青空が冴え渡り、二日目は朝から最高のキャンプ日和です。
草原に無数に張られた蜘蛛の巣には朝露がキラキラと輝いています。
のんびりゆっくり。
キャンプの中日の朝は最高に気持ちいいですね。
少し遅めの朝ごはんはインスタントラーメン。
流し場が遠いのでスープも飲み干します。
お腹もふくらんだのでぼんやりと湖畔を眺めていると、目の前のテントから犬が飛び出してきました。
どうやらリードが外れてしまったらしく、飼い主さんが慌てて追いかけていました。笑
必死に犬の名前を叫ぶ飼い主さんでしたが、テンション爆上げの犬はお構い無しに猛ダッシュ。
あちらで犬の名前を叫び、そちらで「すみません!!!」と叫び、飼い主さんもプチパニック状態。
そうこうしているうちに我が家のレジャーシートにも侵入を許してしまい、妻は踏みにじられ、赤ちゃんは舐め尽くされ、阿鼻叫喚の午前となりました。笑
ベビキャン二日目の午後
お犬さまハプニングはあったものの、息子の頭にてんとう虫が止まるようなうららかな時間を過ごしていると、どうやら目の前のグルキャン一行が撤収の準備をしています。
この場所こそがこの人気キャンプ場の1丁目1番地。
挨拶に行きつつ、撤収することを確認すると同時に、隣で設営させてもらうことに。
急遽サイトのお引越しが決まりました。
無事に引越しを終えると、ま〜〜〜…すごい。
ベストシーズンのベストの天気にベストの場所!
我が息子もなかなかのキャンプ運を持っているようです。
この日は義理のお姉さん家族と合流予定だったのでテントとタープを2つずつ張りました。
テントの中からも志高湖と由布岳を一望できます。
妻のご両親とお姉さん家族も集合し、さらに賑やかに。
大人の人数が増えると労働力が上がるのですごく楽になります。
もし予定が合うのならベビキャンはグループで行うのがめちゃおすすめです。
みんなで買い出しとお風呂に行き、夜までワイワイガヤガヤしてたので、写真もなくてすみません。笑
そのくらい気楽なベビキャンデビューでした。
赤ちゃんのミルク問題
ベビキャンで真っ先に心配するのが授乳のことかもしれません。
ちなみに我が家は混合でした。
結論から言うと全然問題無しです。
もちろんキャンプでは完母が一番楽なのかもしれませんが、粉ミルクでも大丈夫です。
お風呂や買い出しなどのタイミングを見ながら、逆算してミルクを作りましょう。
我が家は使い捨て哺乳バッグなども用意しましたが、結局使うことはありませんでした。
ミルクはいつも飲んでいるものを飲まなくなる可能性もあるため、液体タイプや粉タイプの他に固形タイプなども用意しておくと安心です。
消毒は煮沸よりも『ミルトン』を使うのが楽だと思います。
お風呂や炊事場に行く1〜2時間前にミルクをあげて、哺乳瓶をミルトンに浸けてから準備すれば楽ですよ。
ミルトンでの消毒用にタッパーを準備しておくのもおすすめです。
ベビキャンの必需品
ベビキャンデビューで必須と言えるアイテムをご紹介します。
・各種ミルク(粉、液、固形)
「この液体ミルク、昨日まで飲んでたのに〜!」なんてことにならないように。
・ミルトン
専用容器付きのものでもいいかも。
・タッパー
哺乳瓶がひたひたに浸かる大きさ。
お湯を張って色々使えるので大きめのものがおすすめ。
・おむつ
(おしりふきも忘れずに。)
・レジャーシート
・クッション
レジャーシートの上で使う、添い寝しやすいもの。
・うちわ
昼間はこれ。
・もこもこロンパース
夜間はこれ。
・虫除けグッズ
ディート不使用のオーガニックなものを。
服に貼るタイプや輪ゴムタイプの虫除けもおすすめ。
手作りの完全オーガニックな虫除けを作りたい場合はこちらの記事を参考に…
ブヨ被害のプロが書いたキャンプの虫除け対策の記事です。
ブヨにはやっぱ、ハッカです!
・蚊取り線香
アウトドアで使う蚊取り線香は、業務用で強力な『パワー森林香』がおすすめ!
線香自体もぶっとくて、熱量?も大きいせいか、100均などの蚊取りケースだとうまく収まらなかったり、歪んだりするかもしれません。
専用ケースがおすすめですよ。
おわりに
人生で一度きりのベビキャンデビュー。
不安なことも多いでしょうけど、なせばなるです。
しっかり準備すれば全く問題ありませんし、パパママにとって忘れられない素敵な思い出になりますよ。
赤ちゃんの今後のキャンプ運を占うつもりで、最高の舞台を用意してあげましょう。